雑賀 孫市

その後、先生（＝師匠）に相当大きな魚が来ました！！

なかなか上がってきません・・・
でも師匠はやっぱり手さばきが上手ですね・・・
上手くいなして、僕がタモに入れたのは、70cmはあろうかというメジロ!!!!!!!

凄い！！

さぁ、僕も！！
と思って、仕掛けを落としていきます。

数分後、糸を持っていた手に
ズキューーーーン
と、とてつもないアタリがきました！！

手釣りだから、アタリはまともです!!

いままで、経験したどんなアタリよりも大きなものでした！
はっきり言って、僕はテンパっていたのでしょう。
必死で上げようとするのですが、手繰るどころか、糸が出て行きます！！！！
糸を出して、魚が止まったら手繰る、
また走られて、止まったら手繰るの繰り返しです。
さっき師匠にきたメジロよりあきらかに大きい魚です！！
師匠は横でタモを持って、今か今かと待ってくれています。
・・・
手繰ってきて、反転カゴまで手繰ってきました。
魚まではあと３ヒロ程度！！
よし、なんとか上げられるぞ！！！！！
と、思った瞬間、強烈な突っ込み！！
反転カゴをスルーして、また道糸まで走られました！！
ここで、僕は焦っていたんでしょう・・・
もう一度、反転カゴまで手繰って、ナイロンのハリスまで行ったところで、
パンッ！！
ハリスが飛ばされました。。。
・・・
と思いました・・・
魚が外れたのは確かでした。
巻き上げて確認すると、真鯛バリ11号が伸ばされていました。。。
・・・

完全に放心です

僕が強引にやり取りしすぎたのはわかりました。
しかし、なんと、
なんと悔しいんだ！！！！！

先ず、最初大きいのがかかったと分かった時にもう少し走らせて、ゆっくりよわらせればよかった・・・
魚までもう少しとなったときも、余裕を持って強引に手繰らなければよかった・・・
・・・
反省と悔しさは、今も醒めていません・・・

あの大物を取れない辺りが、僕の下手くそさなんでしょう・・・

次こそは、次こそは！！！



持たせてもらってますが、これは師匠が釣ったメジロです。



そして、この悔しさと、ハマチに対する執念は次の釣りに大きな影響を与えることになるのです。。。